商業施設のミラー設計ポイント
商業施設における大型ミラーの導入は、
空間の広がりを演出し洗練された印象を与える一方で、
不特定多数の利用者が行き交う環境特有の安全性や耐久性が厳しく求められます。
商業施設のミラー設計においては、一般的な住宅用とは異なり、
万が一の破損時における飛散防止対策や、
高頻度な清掃・湿気に対する耐性を考慮した仕様選定が不可欠です。
商業施設のミラーは
「安全性」と「耐久性」の
妥協なき仕様選定が不可欠
商業施設のオーダーミラーのポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 推奨厚み | 5mm(歪みを防ぎ、強度を確保する標準厚) |
| 推奨加工 | 糸面加工または面取り加工 + 飛散防止フィルム貼り |
| サイズ目安 | 幅900mm〜1800mm × 高さ1800mm〜2000mm(空間に合わせた最大寸法) |
| 納期目安 | ご発注・図面確定後、約7日〜2週間 |
| 費用感 | 1平米あたり約20,000円〜45,000円(加工・施工費別) |
なぜその仕様になるのか
強度 5mm厚が必須である理由
5mm厚以上が必須となります。
安全性 飛散防止フィルムの重要性
見え方 歪みのないクリアな反射面
施工性 強固な下地と固定方法
サイズの決め方・おすすめ寸法
寸法設計 全身が映る最適なバランス
加工方法の種類
糸面加工 切断面の滑らかな処理
面取り加工 高級感と立体感の演出
飛散防止フィルム 破損時の脱落・飛散防止
防湿加工 湿気による黒錆の防止
よくある失敗例
失敗例 1 コスト重視による3mm厚ミラーの採用
【原因と対策】
原因:コストを抑えるために3mm厚のミラーを採用した。対策:自重で鏡面が歪み、像が曲がって見える原因になるため、商業施設では必ず5mm厚を選定してください。
失敗例 2 防湿加工なしでの高湿度エリアへの設置
【原因と対策】
原因:防湿加工を施さずに高湿度エリア(サロンやトイレ周辺)に設置した。対策:数ヶ月でエッジから黒い斑点(シケ)が発生するため、水回りや湿気のこもる場所では必ず防湿加工を施してください。
実際の製作事例
導入事例 都内大型アパレル店舗の全身鏡ウォール
よくある質問(FAQ)
Q 既存の壁面への直接貼り付けは可能ですか?
A. 下地がコンパネ等の平滑で十分な強度を持つ壁面であれば可能です。ただし、安全確保のため事前の下地確認が必要です。
Q 納期はどのくらいかかりますか?
A. 通常、図面確定および仕様決定後から約7日〜2週間程度で加工場より出荷いたします。お急ぎの場合はご相談ください。
✔ まとめ:商業施設のミラー設計ポイント
商業施設のミラー設計では、空間の美観を損なわない見え方の良さと、不特定多数の利用者を守る圧倒的な安全性の両立が不可欠です。適切な厚み、飛散防止や防湿などの加工、そして正確なサイズ設計を行うことで、長期にわたり安心して運用できる高品質なミラー空間を実現できます。
この仕様だといくら?現在の加工場ラインの状況を確認いたします
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